まあ、例の「輸血した人が、その輸血用血液でHIV感染した」ってニュースの事ですよ。

とかく感染症となると空白期間(感染が検出されない期間)に関しては、性善説に頼らざるを得ないから、検査目的の献血はカンベンしてくれというのは本筋の意見で、周知しなければいけないのですが、じゃあ検査目的に使えるのか?って話。
検査結果のデータとして、通知されるのは血中の成分であって、確かにそれが健康状況の指標としても使える訳なのですが、xxに感染していたなどの情報はついていません。

(但し、B型・C型肝炎検査、梅毒検査、HTLV-1抗体検査の結果通知に関しては、受付時にその旨を申請すれば異常を認められる場合のみ通知を受け取る事ができるそうです。ただ、これらについても「本人の意識しないところでの感染を把握して被害を広げない為の手段」かと思いますし、これらについても空白期間はあるようですので、検査目的での献血はやらないようにお願いします。)

「不摂生してるせいか、xxの数値が悪くなってるなぁ。」だとか、生活習慣の改善や特定の数値が極端に悪くなっている場合に病院で検査をしてもらううんぬんを判断する一指標にはなるかもしれませんが、それを目的にしてしまうのはマズイという事でしょう。それに、これらの情報はあくまで参考値でしかありません。
(もちろん、成分分析による情報についても、それに頼るのではなく定期的な健康診断が理想ですが、その部分については社員とかいう形で雇われてたり、雇われてなかったりな宙ぶらりの私個人も人のことを言えない状況でして……。)

もう一回言いますね。空白期間については、精度の高い日本の技術でも性善説に頼らざるを得ないのが現状です。感染症等、少しでもそれらの疑いがある場合は、献血でなく病院や保健所に行きましょう。それがせっかくの善意を悪意にしてしまわない唯一の方法であり、むしろ早期発見の為にはそちらの方が効率的で低リスクです。